カシミール大洪水、特産のサフランに打撃

インド・カシミール地方を9月に襲った大洪水は、死者450人超を出すとともに地元の特産品であるサフランにも影響を与えました。

カシミール州政府は今年、15トンのサフランが収穫されると見込んでいましたが、約10トンが洪水による被害を受けたとインドの新聞が報じています。州政府はサフラン関連での被害額を86億ルピー(日本円で約160億円)と見積もっています。
被害はスパイスとして用いられるサフラン(雌しべ)だけでなく地中に植えられている球根にも及んでいて、来年以降の収穫量にも影響がありそうです。