標高1000メートルを超えるイラン・ホラサーン州で昨年10月末から11月中旬にかけて収穫された新物のサフランをお届けしています。昨年末に航空便で日本に到着しました。(クリスマスイブに通関しました!)
イラン北東部ホラーサーン州は、その独特の気候と水はけがよく柔らかい土壌からサフラン栽培に最も適した地域として知られています。着色力や風味が強いサフランを得るには日照時間の長さがカギとなります。ここでは初夏から夏にかけての強い日差しと月330時間を超える長い日照時間のおかげで着色成分(クロシン)や風味の成分(ピクロクロシン)を多く含むサフランが成長します。
サフランは新鮮であるほど着色力と風味に優れています。
サフランは、クロッカスの雌しべを摘み取って乾燥させたものです。乾燥させたとはいえ、サフランは約5%から10%の水分を含んでいます。
この水分は時間の経過とともに、黄色の成分であるクロシンと風味成分のピクロクロシンを分解してしまいます。このため古くなるにつれてサフランの着色力と風味は落ちていきます。
新鮮さは見た目の色調にも現れます。新鮮なサフランは濃い赤紫色であるのに対して、劣化したサフランは茶色っぽくくすんだ色になります。赤ワインの色調の変化に似ています。
産地直送の新鮮なサフランをぜひお試しください。
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